防火ロイド「亞北ネル」

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zoom RSS ネルと携帯がPCLを解説してみる。

<<   作成日時 : 2009/06/08 23:03   >>

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ふぅ…今日も仕事終わったし、あとはもう寝るだけ…。





ちょーっと待った―!!


わっ!何なのよアンタ!!





なんだチミはってか!?え!?
今回、新しくクリプトンから公開されたPCL解説のため“だけ”に、唐突に人格を付与されました。
「携帯」である。名前はまだ無い。


じ…人格あったんだ…。





後付設定だけどね…。
まぁそんなこんなで突然だけど、ボクと一緒にPCLを解説していこうじゃないか!


PCL…ああ、あのやたら長いやつ?
あんまり長いんで途中で飽きて寝ちゃったよ(笑)





シャコッ!!


痛ーッ!!スライドに指の肉が挟まっ…!!





そんなことで一人前の防火ロイドが務まると思ってるのか!!
中国の古い兵法書に“彼を知り己を知れば百戦殆からず”という言葉がある。
「敵の現状を知り、自らの現状もよく把握すれば、もう空だって飛べるはずさ!!」というありがたい故事だよ。


後半意訳しすぎでしょ。





とにかく、難しくてわからないなら、PCLを一緒に勉強していこうじゃないか!!
…まぁ、正直な話、ボクとしても正確に解説できるかは保証の限りじゃなかったりするんだよね。
でもほら、そこはこう、植木等的なノリで共に乗り越えていけばいいと思うね、ぼかぁ。


無責任だなぁ…。





ここ間違ってますよ、みたいな指摘は大歓迎。
では早速見ていこうか。

ピアプロ・キャラクター・ライセンス
http://piapro.jp/license/pcl


■ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)

(前文)
一般に「版権物」と称されるキャラクターについて、原画をそのままのかたちで、またはみずから描いたイラストなどのかたちにして(いわゆる「二次創作物」)、その権利者の許諾がないままインターネットなどで公表することは、著作権法などの法律によって禁じられています。『初音ミク』などの当社キャラクターも、法律によって同じように扱われます。

一方、クリエイターにとって、自ら汗をかいて制作した作品を、それが二次創作物であってもインターネットなどで公表したいと思うことは自然な願望です。当社も、営利を目的としない利用については、当社のキャラクターをできる限り使っていただきたいと思っています。

クリエイターと権利者双方の願いと、現行著作権法とのギャップを埋めるために、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下、「当社」といいます。)は、ピアプロ・キャラクター・ライセンス(以下、「本ライセンス」といいます。)を制定します。





三段落目までは、クリプトンがPCLを制定した理念、つまりPCLを制定するに至った根本的な考えが書かれているよ。


法律で禁じられていますって書かれてるけど、「著作権法」だとネットでイラストを公開するのもダメなの?





ここにある通り「二次創作物」、つまり別に著作権者がいるキャラクターを描いた場合は、著作権者から許諾を得ていなければ本来はダメだね。
よほど悪質なものでない限り、権利者が法的手段に訴えるという例はそう無いけどね。
あ、でも○o○ーを描くのは止めようね。とっても危険だからね。


著作権者って作った人よね?その人にOKもらえば良いってこと?





著作権のうち財産権の部分は他者に渡す(譲渡する)ことが出来るから、必ずしも作った人が著作権者とは限らない。
著作者がそのまま著作権者であれば、その人に許諾をもらえば法的にも問題無いよ。


んー、何だかややこしいわね。





そんなに難しく考えることはないさ。
初音ミクのイラストも、描いたのはイラストレーターのKEIさんだけど、著作権(財産権)はクリプトンが保有・管理している状態だし。


会社が著作権を持ってる場合って多いの?





漫画なら作者と出版社が持っていたり、アニメなら広告代理店と制作委員会と放送局が持っていたりとかまぁそこは色々だけど、単独というより連名な場合が多いかな。
自分の好きなアニメの公式サイトとか試しに見てみるといい。
下の方に(C)から始まる権利者名がズラッと並んでいると思うよ。


「ビッ○ウエスト/マク○スF製作委員会・M○S」…おお、確かに。





キラッ☆


それにしても著作権法って堅ッ苦しいわね。
お金取るわけでもなし、同人イラストくらい別にいいと思うけどな。





まぁまぁ、「悪法も又法なり」ってね。
それに、著作権法が作られた頃と今では、創作活動を取り巻く環境が違いすぎて仕方がない側面もあると思うよ。
特に、近年のインターネットの発展は、実情と著作権法のギャップを浮き彫りにしているね。


だったら、実情に合わせて法律を変えればいいのに。





結構色々変わっているもんだよ。
最近も著作権法改正案が国会に上程されて衆議院を通過したので、あとは6月12日に参議院で可決されたら来年の元日から改正著作権法が施行される予定。(※追記:予定通り、6月12日に参院本会議にて全会一致で可決されました。来年1月1日から施行されます。)
もっとも、その内容はダウンロード違法化とか検索エンジンのキャッシュ合法化とかだけどね。
内閣総理大臣を本部長とする知的財産戦略本部が、フェアユース(公正な利用なら許諾不要にするという考え方)の早期導入を提言していたから、今年から本格的に文化審議会著作権分科会法制問題小委員会で審議されているんだ。


漢字だらけで目眩を起こしそうだけど…そのフェアユースってのをさっさと導入すればいいんじゃないの?





本格的な審議がまだ始まったばかりだから、実際の導入はまだまだ先になるね。
そこで、現行の著作権法で本来制限されている部分について、PCLで利用可能な範囲と利用条件を定めて、法律的にも問題無い状態にしようというのが今回の試みなわけ。
しかも、PCLの内容を守れば他にこれといった手続きを必要としない、というのがとても重要だ。


良い仕組みだとは思うけど…でもさ、正直なところ「そんなの必要ねー」って人もいるよね?





権利者の黙認というのが、長い間慣例になっていたからね。
たまにやり過ぎて権利者から訴えられるといったこともあったけど、基本的には互いに見て見ぬふりで成立してきたという経緯がある。
また、権利者自身が同人活動をしているというケース(東方など)もあるので、同人活動に比較的寛容なジャンルも存在しているんだ。
だから、いくらPCLを守れば適法な形になると言っても、元々同人界隈にいた人が心情的に反発するのは、当然と言えば当然だね。


そういう人は、もうボカロで二次創作をしちゃダメって事?





ここを勘違いしている人が結構見受けられるけど、PCLを受けられないだけで、今回新たに二次創作が制限されたという事実は無いんだ。
旧ガイドラインを見ると「二次創作物(但し立体物、衣装を除く)の制作・頒布に限り一切の制限を設けておりません。」となっている。
PCLを適用すれば、さらに正式なライセンスを受けた形で制作・頒布が可能になるし、今まで除外されていた立体物の無償展示と無償頒布、コスプレイベントへの参加(衣装の制作)もOKになった。
これまでは正式なライセンスを得るには個別の許諾契約しかなかったけれど、PCLという比較的手軽な手段が出来たわけさ。
なので、PCLを気にしないという人がいたからってその人を責め立てるのはどうかと思うし、それでボカロ界隈の二次創作活動がギクシャクすることは、クリプトンも望んでいないと思うよ。


権利的に問題無い形にしたい人が、PCLを受けるというわけね…。





本人にその気がなくても、PCLの内容に沿った利用をしていれば、自動的に契約が結ばれるけどね。
ただ、旧ガイドラインからそうだけど何でもありなわけじゃないのは今回も変わらずだから、そこは気をつけてね。
後で話をする「キャラクター利用のガイドライン」に「当社が許諾していない利用について」書かれているから、事前に目を通しておいて欲しい。



本ライセンスは、当社が権利を保有するキャラクターを利用者(第1条第6号に定義)が利用する場合の利用可能な範囲および利用条件を定めるものです。





4段落は、PCLがなにであるかを一文で示したもの、とのこと(開発者ブログ参照)



利用者は、当社キャラクター(第1条第2号に定義)を利用することによって、本ライセンスの条項に一切の留保なく、かつ一切の条件を付帯することなく拘束されることを承諾し、本ライセンスに同意したものとみなされます。



「みなされます」っていうのはどういうこと?





実際は異なるものだけど、法律上は同一のものとして取り扱うことだよ。


同意したつもりはないのに、同意したと扱われるの?
ちょっと強引じゃない?





本来であれば契約する人同士が互いの同意を確認して契約が成立するのが一般的だね。
でも、ボカロの二次創作をしたいという人があまりにたくさんいるので、それを一々口頭や文書で確認してたら利用者も大変だし、クリプトンなんか働きすぎて死人が出かねないレベルの超激務になっちゃうよ。
そこで、「当社キャラクター」の利用をもって、契約に同意したと「みなす」ことで、両者の利便を図ろうというのが、この第5段落目の目的なんだ。


ふーむ、この前提がなければ成り立たないのか…結構大事なところね。





よし、次は第1条を見ていこう。


NEXT>>第1条(定義)






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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
>あんまり長いんで途中で飽きて寝ちゃったよ(笑)
むしろ途中までよく頑張ったw
私も今月は仕事が忙しいので、一通り目を通すだけで精一杯。
咀嚼・反芻して各条文を解釈・理解する気力が…
そんなわけで、「携帯」先生どうぞヨロシクm(_ _)m

でもDIVAでネル攻勢を計画中の身としては、それ以前の問題なんですけれどねw

P.S.
このネルアイコン可愛いなぁw
<D>
2009/06/09 01:45
>><D>さん
>咀嚼・反芻して各条文を解釈・理解する気力が…
かなりのエネルギーを消費します…。
この手の文章を読み慣れていない人にとっては、ピッコロ大魔王編の頃の悟空がフリーザと対峙するようなものです。
「私の戦闘力は53万です」と言われるに等しい無力感です。

しかし、それで多くの人がこの内容を知らないままになるのは非常にもったいないと思い、いつものような説明をやめて、対話形式をとりました。
極力平易な解説にしようとするあまり、端折りすぎてしまうこともあるかも知れませんが、これを切っ掛けとしてPCLに興味を持ってもらえたらなと。

>DIVAでネル攻勢
おお、非常に楽しみです!
私もキャプチャ環境を早く整えたいものです…。
スロットが埋まりきっているので、できれば専用マシンを…w

>ネルアイコン
誰でも使っていただけるよう、ピアプロにアップする予定です。
もう何種類か追加しないと汎用性にかけますので、後日ということで。
ヒオカ
2009/06/09 02:33
携帯のキャラが痛く気に入ったWWW
どうしても文章より絵に目が行ってしまう。


駄目だ文章見てると頭が痛いWWWWWW
劣紅ケイ
2009/06/09 11:17
更新おつかれさまでーす。
うん、いいですね会話型!
できるだけ簡単に伝えるのは大変だと思いますが更新がんばってくださいっ

携帯の「キラッ☆」が不意打ちすぎたwww
trc
2009/06/09 12:47
>>劣紅ケイさん
うーん、これ以上砕けた書き方をすると本意を伝えられそうにありません。
私の…いや、携帯先生の限界です(´・ω・`)

>>trcさん
>携帯の「キラッ☆」が不意打ちすぎたwww
「ご存知、ないのですか!?」とどっちを先に言わせようか悩みました。
ヒオカ
2009/06/10 15:09

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